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INFORMATION
- <案内 1>
- 2010年度理論言語学講座 後期講座受付開始

/ 要項 / 時間割 (PDF) / 講義内容 / 要項請求 / 受講申込 /
- <案内 2>
- 2010年度第2回公開講座 福澤一吉氏 9月11日(土)

/ ご案内 /
- <案内 3>
- 『ことばの宇宙への旅立ち』―10代からの言語学―
発行:東京言語研究所/発売:ひつじ書房/大津由紀雄編
その1(2008年刊行)1575円(税込)
その2(2009年刊行)1365円(税込)
その3(2010年刊行)1680円(税込)
※ 送料無料。
※ 2010年度理論言語学講座受講生は別途特別割引あり。
この本は、ことばについて知ることの楽しさと奥深さを一人でも多くの方々に共有していただきたいと願って企画されたものです。「10代からの言語学」という副題からもわかるとおり、主として念頭においたのは若い世代の方々ですが、ことばに関心を持つ広い世代に方々にもぜひ読んでいただきたいと思います。(編者による「その1はじめに」より)
※ お申し込みは氏名、送付先住所、電話番号、職業(任意)、何巻目を希望か
を明記の上、info@tokyo-gengo.gr.jpまでお願いいたします。
(2010年度理論言語学講座受講生はそのゆえも明記のこと)
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時代の要請により、日本でも言語学の基礎的な研究と基本的な教育の必要性があったが、日本の大学の機構では言語学者を多数養成し得ない種々の制約があり、開かれた教育体制が切望されていた。
その状況認識にもとづき、言語学科の属する文系の学生ばかりでなく、理科系
の学生にもこの学問の存在と、重要性を認識させるとともに、学歴、年齢を問わず言語学に興味をもつ、才能のある人々に門戸を開放しようという考えから東京言語研究所が創立された。
日本における言語学そのものの進歩を図るとともに、言語学の実世界への貢献を増大させ、学術文化の向上、発展に寄与することを目標に活動を続けている。
初代運営委員長、故服部四郎博士の遺志を受け継いだ前運営委員長国広哲弥博士のあと、2005年4月より大津由紀雄運営委員長を中心に下記運営委員の協力のもとに運営される。
| 名誉所長 |
Roman Jakobson(マサチューセッツ工科大学名誉教授、1982年逝去) |
| 初代運営委員長 |
服部四郎博士(東京大学名誉教授、1995年逝去) |
| 第二代運営委員長 |
国広哲弥博士(東京大学名誉教授、2005年3月退任) |
| 運営委員長: |
大津由紀雄(慶應義塾大学教授) |
運営委員:
(50音順) |
池内 正幸(津田塾大学教授)
今西 典子(東京大学教授)
上野 善道(東京大学教授)
大堀 壽夫(東京大学准教授)
尾上 圭介(東京大学教授)
梶田 優(上智大学名誉教授)
長嶋 善郎(学習院大学教授)
西村 義樹(東京大学准教授)
西山 佑司(明海大学教授、慶應義塾大学名誉教授)
長谷川欣佑(東京大学名誉教授、獨協大学名誉教授)
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| 顧問: |
池上 嘉彦(東京大学名誉教授 昭和女子大学教授) |
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ご挨拶
東京言語研究所(以下、研究所)は、1966年3月、言語学の基礎的な研究と基本的な教育の必要性を認め、とくに、言語学教育のための開かれた体制を確立することを主な目的として、服部四郎(東京大学教授、当時)運営委員長のもとに開設されました。2006年には研究所開設40周年を迎え、記念行事を挙行いたしました。 開設以来40年余の間に、日本の言語学の環境も大きく変化しました。たとえば、開設当時は、所属大学に言語学関連課目がほとんど開講されておらず、専ら理論言語学講座で言語学の訓練を受ける受講者も数多く見受けられました。しかし、多くの大学でかなりの数の言語学関連課目が開講されている現在では、そのような受講者の数はさほど多くありません。
服部四郎初代運営委員長が当初思い描いておられたのは、均衡のとれた、向かう先を明確に見据えた言語学研究者の育成でした。その考えを反映して、服部委員長はできるだけ偏りのない課目受講を勧め、一定の条件を満たした受講生には修了証書を授与する制度を作りました。さらに、修了者は担当講師の許可を受ければ以後の講義を無償で受けることができるという特典も用意しました。
いま述べた点の認識は現在でも変わっていません。大学と違って、理論言語学講座には在籍期間の制限がありません。理論言語学講座開設の意図を理解し、1人でも多くのみなさんが幅広い範囲の課目を受講することを切に希望します。
服部初代運営委員長は、同時に、狭い意味での言語研究の世界に留まることなく、広い視野を持つことの重要性も強調しました。その考えを反映したものとして公開講座の開設がありました。心理学、生物学、計算機科学をはじめ、関連分野の研究者が講演し、多くの聴衆を魅了しました。
研究所は、しばらく中断されていた、この意義深い企画を2008年度に復活いたしました。知的情報アクセス、複雑性、言語の起源、哲学、翻訳などについて、講演者の考えや研究成果を熱っぽく語っていただきました。好評に応え、今年度もこの試みを継続します。ぜひご参加下さい。
運営委員長就任以来、理論言語学講座を中心とする研究所の教育体制と研究所の研究機関としての機能の再検討を重ねてきました。すでに着手したもの、検討中のもの、将来の検討課題となる可能性のあるものを含め、上に述べた公開講座開設のほかに、つぎの諸点を念頭に置いています。
1 理論言語学講座のカリキュラムの拡充: 常設課目に加え言語哲学などの新規課目を開講すると同時に、言語学入門などの基礎科目の充実を計る。
2 春期特別講座の位置づけとその内容の充実: このところ、理論言語学講座の内容紹介とともに、言語学への誘いの場としての位置づけが定着しつつあり、好評を得ている。今年度も2日間にわたり、開催の予定である。
3 夏期特別講座の位置づけとその内容の再検討: 当初は理論言語学国際セミナーとして海外の講師を招聘していたが、1983年からは海外の講師に限定せず第一線で活躍する著名な言語学者を招聘し、「夏期(または冬期)特別講座」を開催してきた。言語学をとりまく環境の変化を考慮し、その位置づけと内容を再検討する。
2009年度は、小中高の先生がた、および、教職を目指す学生・大学院生を対象とした、言語学セミナー・ワークショップを開催したが、好評であったので、今年度も開催の予定である。
4 東京以外の地域で開催する特別講座の実施: 2007年度に札幌で開催したものに類する特別講座の他地域での開催を検討する。
5 中学生・高校生を主たる対象とした、言語学への誘い: 2008年に大津由紀雄(編)『ことばの宇宙への旅立ち---10代からの言語学』(ひつじ書房)を、2009年にその続巻を刊行したが、まもなく、第3巻(完結巻)が刊行される。
6 受講料体系の改訂: ラボ国際交流センターの理解を得て、2008年度から複数課目受講の場合の割引率を高めた。この改訂により、受講者ができるだけ多様な内容の課目を履修するよう期待する。
今後も、運営委員、受講生、そして、事務局のみなさんとともに、叡智を結集して、よりよい研究所を作り上げていきたいと思います。
どうぞ、ご協力をよろしくお願いいたします。
大津由紀雄
東京言語研究所運営委員長
2010年1月
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| 1966年 |
Noam Chomsky(マサチューセッツ工科大学教授) |
| 1967年 |
Roman Jakobson(ハーバード大学教授) |
| 1968年 |
Pavle Ivic(ノヴィ・サド大学教授)
Milka Ivic(ノヴィ・サド大学教授) |
| 1969年 |
Morris Halle(マサチューセッツ工科大学教授) |
| 1970年 |
Paul Kiparsky(マサチューセッツ工科大学助教授)
James McCawley(シカゴ大学助教授)
John Ross(マサチューセッツ工科大学助教授) |
| 1971年 |
Edward Stankiewicz(シカゴ大学教授) |
| 1972年 |
Nicolas Ruwet(パリ大学副教授)
(肩書はセミナー開催当時、姓のアルファベット順)
夏期(又は冬期)特別講座
理論言語学国際セミナーは海外の講師を招聘していたが、1983年からは海外の講師に限定せず第一線で活躍する著名な言語学者を招聘し「夏季(又は冬季)特別講座」を開催。
各年度講師は以下の通り。 |
| 1983年 |
Wayne O'Neil(マサチューセッツ工科大学教授) |
| 1984年 |
柴谷方良(神戸大学助教授)
服部四郎(東京大学名誉教授) |
| 1985年 |
池上嘉彦(東京大学教授)
国広哲弥(東京大学教授) |
| 1986年 |
Thomas Roeper(マサチューセッツ州立大学アマースト校教授) |
| 1987年 |
開催せず。 |
| 1988年 |
尾上圭介(神戸大学助教授)
南不二男(文教大学教授) |
| 1989年 |
梶田優(上智大学教授)
長谷川欣佑(東京大学教授) |
| 1990年 |
国広哲弥(神奈川大学教授)
湯川恭敏(東京大学教授)
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| 1991年 |
久野ワ(ハーバード大学教授) |
| 1992年 |
黒田成幸(カリフォルニア大学教授) |
| 1993年 |
Charles Fillmore(カリフォルニア大学教授) |
| 1994年 |
Deirdre Wilson(ロンドン大学教授) |
| 1995年 |
Joseph Emonds(ダーラム大学教授) |
| 1996年 |
中右実(筑波大学教授)
山梨正明(京都大学教授) |
| 1997年 |
影山太郎(関西学院大学教授)
窪薗晴夫(神戸大学助教授) |
| 1998年 |
今西典子(東京大学教授)
大津由紀雄(慶応義塾大学教授) |
| 1999年 |
澤田治美(関西外国語大学教授)
高見健一(東京都立大学助教授) |
| 2000年 |
James Pustejovsky(ブランダイス大学教授)
Tanya Reinhart(テル・アビブ大学教授) |
| 2001年 |
Karen Emmorey(ソーク研究所) |
| 2002年 |
田窪行則(京都大学教授) |
| 2003年 |
鷲尾龍一(筑波大学教授) |
| 2004年 |
宮岡伯人(大阪学院大学教授) |
| 2005年 |
宮川 繁(マサチュ−セッツ工科大学教授) |
| 2006年 |
「東京言語研究所開設40周年記念セミナー」の開催 |
| 2007年 |
池上 嘉彦(昭和女子大学教授・東京大学名誉教授)
長谷川欣佑(東京大学名誉教授・獨協大学名誉教授) |
| 2008年 |
「服部四郎生誕100年記念シンポジウム」の開催 |
| 2009年 |
「教師のためのことばワークショップ」 |
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(肩書は講座開催当時、50音順) |